調べ物や、小説・ゲーム制作などの創作にご利用ください。実在していることわざを掲載しています。物語のタイトルに使ったり、ことわざの一部を変えたりして使うのも良さそうです。
他にもことわざについてまとめていますのでご覧ください。
ユニークなことわざ一覧
ことわざ | 読み方 | 意味 |
登竜門 | とうりゅうもん | 立身出世への難しい関門のたとえ。中国の黄河上流にある竜門は、激しい急流で、ここを登りきった鯉(こい)は竜になるという伝説から生まれた言葉。 |
独眼竜 | どくがんりゅう | ①片目の英雄や豪傑。 ②江戸時代初期の武将、伊達政宗(だてまさむね)のこと。独眼竜政宗。 |
飛竜雲に乗る | ひりゅうくもにのる | 賢者や英雄が時勢に乗って、その才能や力を存分に発揮するたとえ。竜が雲に乗って自由に空を飛び回る意から。 |
阿吽の呼吸 | あうんのこきゅう | 二人以上で何かをするときに、互いの調子や気持ちが一致すること。 |
常世の国 | とこよのくに | ①容易に行けないと考えられていた遠い異郷。常世。 ②不老不死の国。仙境。 ③死後の国。あの世。 |
水火の争い | すいかのあらそい | 非常に仲の悪い者どうしの争いのたとえ。 |
亡国の音 | ぼうこくのおん | 滅亡した国の音楽のこと。また、国を滅亡にいざなうような、みだらで乱れた音楽のこと。 |
麒麟児 | きりんじ | 将来が楽しみとされる、人並はずれたすぐれた才能をもつ少年。 |
愛屋烏に及ぶ | あいおくうにおよぶ | 愛情が深いことのたとえ。 |
無告の民 | むこくのたみ | 悩みや苦しみを訴えるところのない人々。頼るべきものをもたない、立場の弱い人々。 |
闇夜の錦 | やみよのにしき | やっても無駄なこと、張り合いのないことのたとえ。闇夜に錦の着物を着ても見えないので、なんの意味もなく役にも立たないことから。 |
印綬を解く | いんじゅをとく | 官職をやめること。辞任すること。 |
引かれ者の小唄 | ひかれもののこうた | 絶体絶命の状況に追いこまれた者が、あえて負け惜しみや強がりをいうことのたとえ。「引かれ者」は、裸馬(はだかうま)に乗せられ、刑場へ引かれて行く重罪人のこと。 |
烏合の衆 | うごうのしゅう | まるでカラスの群れのように、統制も規律もなく寄り集まった群衆のこと。 |
雲雀の口に鳴子 | ひばりのくちになるこ | いつまでもにぎやかに続くおしゃべりのたとえ。よくさえずるヒバリの口に、けたたましい音を出す鳴子をつける意から。「鳴子」は、田畑の作物を荒らす鳥を追い払うのに使う道具。 |
煙霞の痼疾 | えんかのこしつ | 自然を愛する心が非常に強く、自然の美しさを求めて旅行にあけくれることのたとえ。「痼疾」は、なかなか治らない病のこと。 |
猿の尻笑い | さるのしりわらい | 自分の欠点に気づかないで、他人の欠点をあざ笑う愚かさのたとえ。サルが他のサルの尻が赤いといって嘲笑(チョウショウ)する意から。 |
屋上屋を架す | おくじょうおくをかす | 屋根の上にさらに屋根をつくることで、無駄なこと、よけいなことをするたとえ。 |
下衆の後知恵 | げすのあとぢえ | 愚かな者の知恵は事が済んでから浮かぶので役に立たないこと。 |
可愛い子には旅をさせよ | かわいいこにはたびをさせよ | 自分の子が本当にかわいいなら、世間に出して世の辛さ、厳しさを体験させたほうがよいということ。 |
夏の小袖 | なつのこそで | 季節はずれで役に立たない物のたとえ。「小袖」は絹の綿入れのこと。 |
火を避けて水に陥る | ひをさけてみずにおちいる | 一つの災難をやっと逃れたと思ったら、次の災難に遭ってしまうたとえ。 |
花は桜木、人は武士 | はなはさくらぎひとはぶし | 花ではサクラが、人では武士が最もすぐれているということ。 |
華燭の典 | かしょくのてん | 結婚式。「典」は儀式の意。 |
我より古を作す | われよりいにしえをなす | 昔のやり方にこだわらずに自分で新しい方法を考え出して、後世の規範・手本とすること。自分から模範となる先例をつくる意。 |
竿竹で星を打つ | さおだけでほしをうつ | ①不可能なことをする愚かさのたとえ。②思うようにいかないもどかしさのたとえ。 |
丸い卵も切りようで四角 | まるいたまごもきりようでしかく | 物事は扱い方・やり方・言い方で円満にもなり、角も立つたとえ。 |
危ない橋を渡る | あぶないはしをわたる | 危険な方法や手段をとる。特に、法律や規則などに触れるおそれのある行為をする。また、身の危険をおかして物事を行う。 |
危急存亡の秋 | ききゅうそんぼうのとき | 危険が迫っていて、生き残るか滅びるかがかかった重要な時期のこと。「存亡」は、存在することと、滅亡すること。「秋」は収穫の季節であることから、大事な時期の意。 |
寄らば大樹の陰 | よらばたいじゅのかげ | 人に頼るなら勢力のある人に頼ったほうが有利であるというたとえ。 |
騎虎の勢い | きこのいきおい | 物事にはずみがついて、途中でやめられなくなるたとえ。やめるにやめられず、がむしゃらに突き進むほかはない形容。 |
鬼に金棒 | おににかなぼう | もともと強いうえに、さらに強さを増すこと。 |
金持ち喧嘩せず | かねもちけんかせず | 金持ちはゆとりがあって利にさとく、喧嘩をすれば損になることを知っているから、他人と争わないということ。 |
空谷の足音 | くうこくのそくおん | 予期せぬ喜びのたとえ。予期せぬ来訪者やうれしい便りがあること。訪れる人のない谷間に響く足音の意から。 |
月と鼈 | つきとすっぽん | 二つのもののちがいが、比較にならないほどかけ離れているたとえ。月もスッポンも外形はともに丸いが、その実質はまったくちがっていることから。 |
月に叢雲花に風 | つきにむらくもはなにかぜ | よいことには何かとさまたげが入るたとえ。また、この世の中の思うようにいかないことのたとえ。美しい月も厚い雲に隠され、きれいに咲いた花も風に吹かれて散ってしまう意から。 |
月夜の蟹 | つきよのかに | 見かけだおしで実質を伴わないことのたとえ。 |
倹約と吝嗇は水仙と葱 | けんやくとりんしょくはすいせんとねぎ | 倹約とけちは、見かけはスイセンとネギのように似たところがあるが、実態はまったく異なるものである。 |
虎は千里行って千里帰る | とらはせんりいってせんりかえる | ①勢いが盛んで行動力があふれていることのたとえ。 ②親の、子に対する愛情が強いことのたとえ。 |
虎狼の心 | ころうのこころ | トラやオオカミのような貪欲(ドンヨク)で残忍な心。 |
鯉の滝登り | こいのたきのぼり | めざましい勢いで立身出世をするたとえ。 |
三度目の正直 | さんどめのしょうじき | 勝負事や占いで、二度目まではあてにならないが、三度目は確実であるということ。 |
山の芋鰻になる | やまのいもうなぎになる | 物事が突然に思いもよらないような変化をするたとえ。また、地位の低い者が突然に出世するたとえ。 |
四角な座敷を丸く掃く | しかくなざしきをまるくはく | 細かいところまで注意せず、物事をおおざっぱに行うたとえ。また、粗雑な仕事のたとえ。 |
四知 | しち | 二人の間だけの秘密でも、天も知り、地も知り、我も知り、相手も知っているから、悪事は必ずいつかは人の知るところになるということ。 |
狩人罠にかかる | かりゅうどわなにかかる | 人を陥れようとたくらんだ本人が、逆にわなにかかり災難にあうこと。 |
酒は諸悪の基 | さけはしょあくのもと | さまざまな悪事の根源は酒であるということ。 |
酒は天の美禄 | さけはてんのびろく | 酒は天から授かったすばらしいものである。酒をほめたたえた言葉。 |
秋の鹿は笛に寄る | あきのしかはふえによる | 恋に身を滅ぼすたとえ。また、弱みにつけ込まれやすいことのたとえ。秋に発情期を迎える雄鹿は、雌鹿の鳴き声に似せた鹿笛にさえ近寄ってきて、人に捕らえられることから。 類妻恋う鹿は笛に寄る |
秋の扇 | あきのおうぎ | 男性の愛を失った女性のたとえ。秋になって忘れ去られた扇の意。 |
獣食った報い | ししくったむくい | 悪いことをしたために、当然受けなければならない報いのこと。自分だけがよい思いをしたために味わう苦痛の意。 |
小田原評定 | おだわらひょうじょう | いつまでも意見がまとまらず、長引くだけの相談。 |
象牙の塔 | ぞうげのとう | 世間の生活から離れ、ひたすら芸術や学問に打ちこむ境地。特に、学者たちの閉鎖的な世界。 |
乗りかかった船 | のりかかったふね | かかわった以上、中途で手を引くわけにはいかないたとえ。いったん岸を離れた船からは、途中で降りることができない意から。 |
触らぬ神に祟りなし | さわらぬかみにたたりなし | 物事にかかわらなければ、損をしたり傷ついたりすることはない。余計な手出しをせず、安全な場所に身を置くたとえ。 |
人間万事塞翁が馬 | にんげんばんじさいおうがうま | 人にとって何が幸福になり何が不幸になるのか、予測しがたいということ。 |
正直貧乏横着栄耀 | しょうじきびんぼうおうちゃくえよう | 世の中の仕組みは不合理だということ。正直な者はとかくきまりをきちんと守って貧乏なのに、図々しくずるい者は富み栄える意から。 |
青天の霹靂 | せいてんのへきれき | 思いがけない事件が起こるたとえ。よく晴れた空に、突然雷鳴がとどろく意から。「霹靂」は雷鳴の意。 |
石部金吉鉄兜 | いしべきんきちかなかぶと | 謹厳できまじめ、まったく融通のきかない人のたとえ。かたぶつ。 |
素麺で首くくる | そうめんでくびくくる | ありえないこと、できるはずがないことのたとえ。 |
喪家の狗 | そうかのいぬ | 見る影もなくやせ衰えている人のたとえ。葬式のあった家では、イヌにえさを与えることも忘れるので、その家のイヌはやせ衰えることから。 |
憎まれっ子世に憚る | にくまれっこよにはばかる | 人からにくまれたり、嫌われたりしているような者が、案外、世の中では幅をきかせているということ。「憚る」は威勢を振るう意。 |
即時一杯の酒 | そくじいっぱいのさけ | 死後に名声を残すよりも、今すぐ飲める一杯の酒のほうがありがたいということ。 |
太公望 | たいこうぼう | ①中国、周の賢臣、呂尚(リョショウ)の尊称。 ②釣り好きの人。 |
大風が吹けば桶屋が喜ぶ | おおかぜがふけばおけやがよろこぶ | 物事がめぐりめぐって思いがけない所に影響が出るたとえ。また、当てにならないことを期待するたとえ。 |
天、二物を与えず | てんにぶつをあたえず | 天は一人の人間に多くのすぐれた才能や資質を与えることはしない。人はすぐれた面と劣った面とを、あわせもっているものだということ。 |
天馬空を行く | てんばくうをゆく | 天馬が空を自在に駆けめぐるように、考え方が何ものにも束縛されず、自由奔放であること。「天馬」は天帝の乗る馬。 |
伝家の宝刀 | でんかのほうとう | いざというとき以外はみだりに使わない、とっておきの物や手段のこと。家に代々家宝として伝わる名刀の意から。 |
渡りに舟 | わたりにふね | あることをしようと思っているときに、思いがけなく好都合なことが起こること。川を渡ろうとするときに、折よくそこに舟があるの意から。 |
桃源郷・桃源境 | とうげんきょう | 俗世間を離れた平和な別世界。理想郷。 |
踏んだり蹴ったり | ふんだりけったり | 何度も重ねてひどい仕打ちを受けること。また、そのさま。 |
毒を食らわば皿まで | どくをくらわばさらまで | 一度悪事に手を染めたからには、悪の限りを尽くしてしまえというたとえ。毒を食ってしまった以上は、皿までなめ尽くす意から。 |
内心如夜叉 | ないしんにょやしゃ | 女性は、外見は菩薩(ボサツ)のようにやさしく美しいが、内心は夜叉のような恐ろしさをもっているということ。 |
南柯の夢 | なんかのゆめ | 人生のはかないことのたとえ。 |
難中の難 | なんちゅうのなん | むずかしいなかでも最もむずかしいこと。 |
二足の〈草鞋〉を履く | にそくのわらじをはく | 両立しない職業を一人で兼ねるたとえ。また、一人で二つの仕事をもつたとえ。 |
猫に鰹節 | ねこにかつおぶし | 過ちが起こりやすいことのたとえ。また、危険で油断がならないことのたとえ。ネコのそばに大好物の鰹節を置く意から。 |
猫に小判 | ねこにこばん | 価値の分からない者に高価なものを与えても、なんの役にも立たないたとえ。類語:豚に真珠 |
猫の魚辞退 | ねこのうおじたい | 本当は欲しいのに、うわべだけ断ること。また、長続きしないことのたとえ。ネコが大好物の魚を断るという意から。「魚辞退」は「さかなじたい」」とも読む。 |
猫の手も借りたい | ねこのてもかりたい | 非常に忙しくて働き手が足りず、どんな手伝いでもほしいたとえ。 |
年貢の納め時 | ねんぐのおさめどき | 悪事を重ね、ついに捕らえられた者が、罪に服する時期。また、物事に見切りをつけ、観念するべき時期。滞納していた年貢を清算する時期の意から。 |
破天荒 | はてんこう | それまでだれもなし遂げたことのないことを初めて行うこと。天地がまだ分かれる前の混沌とした状態を破り開く意から。 |
馬の耳に念仏 | うまのみみにねんぶつ | どんなに有益な忠告をしても、聞き流すだけで効果のないことのたとえ。ウマに念仏を聞かせてもありがたさが分からない意から。 |
馬鹿と鋏は使いよう | ばかとはさみはつかいよう | 愚か者も使い方次第で役に立つのだから、人を使うには使い方が大切であるということ。鋏が使い方によって、切れたり切れなかったりすることから。 |
薄氷を履む | はくひょうをふむ | 非常に危険な事態に臨むたとえ。薄い氷の上を歩く意から。 |
匹夫の勇 | ひっぷのゆう | 深い考えもなく、ただ血気にはやるだけの勇気。 |
氷山の一角 | ひょうざんのいっかく | 表面に現れているのは、物事のごくわずかな部分にすぎないことのたとえ。「氷山」は海に浮かぶ氷の塊(かたまり)で、海面上に出ているのは全体の七分の一程度であることから。 |
氷人 | ひょうじん | 男女の仲をとりもつ人。結婚の仲人(なこうど)。 |
不世出 | ふせいしゅつ | 世にまれな、すぐれた存在であること。めったに現れないほどすばらしいこと。 |
負けるが勝ち | まけるがかち | 相手に勝ちをゆずって、しいて争わないことが結局は勝利をもたらすということ。 |
舞馬の災い | ぶばのわざわい | 火災のこと。 |
風雲の器 | ふううんのうつわ | 時勢に乗じて功名をあげ、天下をねらうに足りる能力と度量を備えた人物。 |
風前の灯 | ふうぜんのともしび | 危険が迫って、今にも命が絶えようとしているたとえ。また、物事のはかなく弱いことのたとえ。 |
風馬牛 | ふうばぎゅう | 互いに遠く離れているたとえ。転じて、まったく無関心、または無関係であることのたとえ。「風」は、さかりがつく意。 |
聞いて極楽見て地獄 | きいてごくらくみてじごく | 話に聞くとまるで極楽のようによさそうだが、実際に自分の目で見てみると地獄のようにひどいこと。他人の話やうわさで聞くのと自分で実際に見るのとでは、大きな相違があるたとえ。 |
麻の中の蓬 | あさのなかのよもぎ | 悪人も善良な人と交われば、自然に感化されて善人になるたとえ。人は環境によって善くも悪くもなるたとえ。茎が曲がって伸びるヨモギも、まっすぐに伸びるアサの中で育つと、自然にまっすぐになることから。 |
末期の水 | まつごのみず | 人の死に際に、口に含ませる水。死に水。 |
無くて七癖 | なくてななくせ | 人はだれでも、多かれ少なかれ癖をもっているということ。人は、どんなに少ない人でも七つの癖をもっている意から。 |
無何有の郷 | むかうのきょう | 何もなく果てしない、ひろびろとした無為の仙境。荘子のいう理想郷。ユートピア。 |
無尽蔵 | むじんぞう | いくら取ってもなくならないこと。また、そのように多いさま。いくら取り出しても尽きることのない蔵(くら)の意。 |
無用の用 | むようのよう | 表面上なんの役にも立たないと思われるものが、かえって重要な役割を果たしているということ。 |
名は体を表す | なはたいをあらわす | 物や人の名は、その実体や性質を表していることが多いということ。 |
勿怪の幸い | もっけのさいわい | 思いがけずに訪れた幸運。 |
餅は餅屋 | もちはもちや | 物事はそれぞれの専門の者に任せるのが一番よいということ。同じ餅でも、餅屋がついた餅が一番うまいという意から。 |
薬石の言 | やくせきのげん | 人のためになる戒めの言葉。忠言や諫言(カンゲン)など。 |
柳絮の才 | りゅうじょのさい | 非凡な才女。また、文才のある女性。才媛(サイエン)。 |
有終の美 | ゆうしゅうのび | 物事を最後まできちんとやりとげ、すばらしい結果を残すこと。「有終」は最後をまっとうすること。 |
率土の浜 | そっとのひん | 陸地の果て。国土の果て。また、国中。「浜」は地の果ての意。 |
竜馬の躓き | りゅうめのつまずき | どんなにすぐれた人物であっても、失敗はあることのたとえ。 |
隣の花は赤い | となりのはなはあかい | どんな物でも他人の物は自分の物よりもよく見え、うらやましく思えるたとえ。また、すぐに人の持っている変わった物を欲しがるたとえ。 |
恋は曲者 | こいはくせもの | 恋愛は人に分別を見失わせ、思わぬことをさせるものだ。恋は人を変えてしまう恐ろしい力をもつものであるということ。 |
和を以て貴しと為す | わをもってとうとしとなす | 人と仲よくすることが最も重要であるということ。 |
亢竜悔い有り | こうりょうくいあり | 物事は頂点を極めてしまうと必ず衰えるたとえ。いったん天高くまでのぼりつめた竜は、あとはくだるしかなく、やがて後悔することになる意から。 |
壟断 | ろうだん | ①切り立って高い丘。 ②利益をひとり占めにするたとえ。 |
杞憂 | きゆう | 心配しなくてもいいことを、むやみに憂え心配すること。 |
滄海の一粟 | そうかいのいちぞく | 広大なもののなかのきわめて微小なもののたとえ。また、大宇宙のなかの人間の存在のはかなさをいう。大海のなかの一粒の粟(あわ)の意から。大海の一粟。 |
蒟蒻で石垣を築く | こんにゃくでいしがきをきずく | 実現不可能なことのたとえ。 |
蛟竜雲雨を得 | こうりょううんうをう | 英雄や豪傑が時を得て大いに活躍するたとえ。蛟竜が雲雨に乗じて天に昇る意から。 |
蜉蝣の一期 | ふゆうのいちご | 人生が、カゲロウの一生のように短くはかないこと。「蜉蝣」はカゲロウのこと。 |
蟷螂の斧 | とうろうのおの | 弱い者が非力も顧みず、強い者に無鉄砲に立ち向かっても無理なことのたとえ。カマキリ(蟷螂)が前あしを上げて大きな車の進行を止めようとする意から。 |
賽は投げられた | さいはなげられた | 一度始めてしまったことは、予定どおりに最後まで実行するほかはないということ。 |
邯鄲の夢 | かんたんのゆめ | 人の世の栄華がはかないたとえ。 |