情報処理安全確保支援士の試験でも出題される、HTTPレスポンスについてです。
HTTPレスポンスとは?
クライアント(ブラウザ)がHTTPリクエストを送ると、WebサーバからHTTPレスポンスが返ってきます。
HTTPレスポンスの構成は、IPヘッダ、TCPヘッダに加え、ステータス行、レスポンスヘッダ、レスポンスボディです。
HTTPステータスコード
コード | コード内容 []内は日本語 | 詳細 |
200 | OK(Success) | コード200番代は成功を表します。リクエストが成功し、リクエストに応じたレスポンスが返ってきます。 |
301 | Moved Permanently[恒久的に移動] | コード300番代は、リクエストの完了に追加的な処理が必要です。
ウェブサイトが恒久的に移転したときなどに表示されます。HTTPからHTTPSへの移転も該当します。Location:ヘッダに移動先のURLが表示されます。 |
307 | Temporary Redirect[一時的リダイレクト] | ウェブサイトが一時に移転したときなどに表示されます。HTTPからHTTPSへの移転も該当します。Location:ヘッダに移動先のURLが表示されます。 |
401 | Unauthorized[認証が必要] | Basic認証やDigest認証などを行うときに使用され、ブラウザは認証ダイアログを表示します。 |
403 | Forbidden[禁止] | アクセス権限がないなど、アクセスを拒否したときに表示されます。 |
404 | Not Found[未検出] | 404 Not Foundは目にしたことがあるの方も多いのではないでしょうか。ページが削除されたり、アクセス権がないときにも表示されます。 |
407 | Proxy Authentication Required[プロキシ認証が必要] | プロキシ認証が必要なときに表示されます。ブラウザは認証ダイアログを表示します。 |
408 | Request Timeout[リクエストタイムアウト] | 時間内にリクエストが完了しなかったときに表示されます。 |
500 | Internal Server Error[サーバ内部エラー] | サーバ内部にエラーがあるときに表示されます。勧作プログラムにおける設定ミスや文法エラーなどが原因で表示されます。 |