今回は情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)試験の対策として、「IPアドレス」について”わかりやすく”を心がけ、まとめました。
IPアドレスとは
IPアドレスはホストを識別するコードです。「ホスト」とはコンピュータなどです。
情報セキュリティにおいて大事な3つのアドレスのうちの一つです。
他の二つはMACアドレス、ポート番号です。
IPアドレスのバージョン
IPアドレスのバージョンはIPv4(アイピー ブイ フォー)とIPv6(アイピーブイ シックス)があります。
IPv4
表記の仕方は、192.168.0.1のようにドットで区切って表現します。この表現は10進数での表現方法です。
2進数で表すと、11000000.10101000.00000000.00000001です。
IPアドレス枯渇問題
現在も幅広く使用されているIPv4ですが、実は既に枯渇しいます。
2011年2月3日、IANA (アイアナ、Internet Assigned Numbers Authority) の管理するIPv4アドレスは枯渇しました。
2019年11月25日、ヨーロッパ、中東、中央アジア地域を管轄しているRIPE NCC(ライプ エヌシーシー)において、IPアドレスがすべて枯渇しました。
IPv4を理解する必要はあるの?
上記にもありますが、現在もIPv4が主流のため、試験にもIPv4での出題となります。そのため、IPv4の理解が必要です。
ただ、いずれはIPv4からIPv6の移行が進み、出題されなくなると予想されています。